レーダーで探知できる最も遠くの距離を「最大探知距離」という。これは製品カタログに記載されている探知レンジとか探知表示範囲のことではない。
製品カタログでは探知範囲として、0.125〜64マイルとか、0.125〜24マイルというように表記されているが、ここでいう64マイルや24マイルは、レーダー本体内に設定された表示できる距離範囲であるので誤解のないように。
それではレーダーでいう最大探知距離とは何を指すのだろうか。
レーダーで測定できる最大距離は、アンテナの高さ、喫水線、海上の物標の高さ、大気の状況などにより変わってくる。もちろん送信出力も影響する。
最大探知距離は、通常は水平線より少し短いくらいの距離となるが、理論的には回折によって少し伸びる。このため、レーダー見通し距離は、光学的見通し距離に対して6パーセント程度長くなるとされている。大気の密度で変わるようだ。
今、やや大型のボートにレーダーアンテナを設置した場合をみてみよう。 |