匠の極
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  GP-7000Fの活用メリット  
海図高速描画機能、見やすいワイドカラー液晶ディスプレー、扱いやすさ優先のソフトキー、滑らか回転のジョグダイヤルや八方位キー、そして、余裕のある魚探発振出力など、操作性、機能性を十分配慮した電子ギア。その活用メリットについて語る。

小さなマシンに7型ワイドカラーLCDがマッチしたGP-7000Fの外観。内部には高出力600ワットの魚探が組み込まれている。
ミリオンエコー出版株式会社発行
「ボートフィッシング」3月号
(2005年2月10日発売)より

ミリオンエコー出版株式会社発行
小さなマシンに7型ワイドカラーLCDがマッチしたGP-7000Fの外観。内部には高出力600ワットの魚探が組み込まれている。
 


■ SDカードで記録
海図データが入った海岸線カードは、指示部前面右下にあるカードスロットに差し込む。海岸線カードには容量の多いSDカードを使用している。差し込み口は2個配置されているので、異なった海域のカードを2枚同時挿入することもできる。
また、このスロットには生のSDカードを差し込むこともできる。これは釣行時の自航跡データをSDカードに記憶させ、外部保存する場合に使用する。
 SDカードでは大容量の自航跡データ記録ができる。もちろん、瀬、沈船などの釣りポイントデータといっしょに記憶保存が可能だ。
海岸線カードは、指定海域分が1枚標準で付いてくるが、2枚目からは別途購入となる。ちなみに1枚数万円とか。自航跡記憶用SDカードは家電量販店で購入できる市販品が使えるので、これはユーザー手配となる。
海図表示画面。右端下のスロットに海岸線カードを差し込むと海図が表示される。レンジ切り替え時の描画速度は速い。
海図表示画面。右端下のスロットに海岸線カードを差し込むと海図が表示される。レンジ切り替え時の描画速度は速い。



■ 発信出力は600ワット
魚探部の発振出力は600ワットもある。どこまで見えるのか、ワクワクするほど大きなパワーだ。このクラスの魚探では最高出力であり、深場釣りが専門なら、この魚探出力は大きな武器になる。
探知周波数は50キロヘルツと200キロヘルツを搭載している。2周波を有効に活用できる。
魚探の送受波器は、丸形と四角形が選択できる。どちらも高感度探知のためには船外装備がよい。ただ、瀬戸内海などの浅場釣り専門ならインナーハルでの取り付けで十分である。
一番やっかいなのが送受波器の設置だが、メーカーに相談するといろいろアドバイスしてくれる。インナーハルキットを使うのもよいが、取付金具を自分で工作するのも面白い。
ユニークな機能として、魚探映像巻き戻しが付いている。通常、魚探映像は画面の右端から始まり左端から消えてゆく。本機では画面から消えた魚探反応映像を巻き戻して見ることができる。
これはVTRの巻き戻し機能と同様なもので、約3画面分の巻き戻し表示ができる。過去の魚群反応の見比べや、魚群反応を再確認する時に役立つ。
魚探表示画面。2周波、1周波、Aスコープなどが表示できる。海図との同時表示も可能だ。
魚探表示画面。2周波、1周波、Aスコープなどが表示できる。海図との同時表示も可能だ。



■ 防水性も万全
指示部本体はオープンブリッジにも搭載できる防水性能が施されている。中小型のフィッシングボート、セールボートに最適な作りだ。
特に、最近注目されているカートップなど、キャビンのないミニボートへの搭載も可能としている。指示部仕様は防噴流型(IPX5)になっており、少々の飛沫は問題にならない。
機器動作用の電源は12ボルトでも24ボルトでも使える。消費電力は極めて少なく、20ワット以下である。
電流も12ボルトバッテリでは1.5アンペア、24ボルトでは0.8アンペア程度とたいへん少ない。小型バッテリでも十分な釣行が楽しめる。
(注:本機は海外向けマシンとして開発されているため、国内向け機器も、操作画面、海図はすべて英語とローマ字表記になっている。ただし、日本語取扱説明書付)
オプションの2周波送受波器。トランサム用(左)エレキ用(右)。どちらも高周波の200キロヘルツは、狭いビーム特性(9度)と水温センサーを持つ。



■ FCV-620/585からTLL信号でお魚マーク表示
TLLとは「Target Latitude and Longitude」つまり、ターゲットのL/L情報(位置情報)。
一般的にレーダから出力されるセンテンス(情報)で、レーダ画面上の物標にカーソルを合わせ「TLL」キーを押すことで、カーソルのL/L情報(=物標のL/L情報)を出力します。
これをGPSプロッタ機に入力で、物標の位置に特殊なマークを表示。

弊社機「サイズがわかる魚探FCV-620/585」からTLL入力が可能。

※GP−7000FにTLLが入力された場合は下記写真のように表示します。
GP-7000Fに同梱のケーブルが利用可能。結線は下記の通り。
GP-7000Fの振動子出力をOffにすることでプロッターとしてお使いいただけます。
文:須磨はじめ 他

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