匠の技
 HOME >> FUNnet
| 匠からの伝承トップ | 小野 信昭 氏 | 溝口 雅弘 氏 |
 
  Vol.7 寄り道 ( その2 )
  今日この頃の池原は、愈々シーズン到来!春遠からじ!の予感が。されど・・・・・です。
今月も、先月に引き続きまして、バスの本場アメリカから、本場ならでの驚愕の見聞録を紹介します。
   
 
池原ダムの状況です
冬の池原ダムもうすぐ春のはずなのに、こんな雪景色になりました。
この日の気温は0℃、水温は7℃、水位はー17m、水質はクリアーになってきています。釣況は二月の中旬から下旬にかけては暖かい日が続き、バスはシャローに浮きハード系で60upを含め、40cm後半から50cm前半がかなりでていました。ところが、ここのところの冷え込みで活性が落ちてしまい、厳しくなりました。
全体的には、例年に比べると水温が2〜3℃位高く水質も良いのでスポーニングの動きは早いのではないでしょうか。先日、白川筋で出た48cmもお腹がかなり膨れてスポーニングを意識させるバスでした。
 
私が見たアメリカ
バスプロショップ「フレッシュウォーターズフィッシャリィーセンター」、と言う名前のセンターがテキサス州で7〜8ヶ所あり、淡水の魚の管理をしています。
私たちが見学をしたセンターはレイクフォークから車で一時間位の所にあるセンターで、養殖の施設と共に淡水水族館があり、その地域に生息をするさまざまな魚を見たり、生態を知ったりすることが出来ます。あとレストランや、お店もあり淡水の魚グッズであふれています。
 
さてこのセンターの役目ですが、当然淡水魚の管理をしているのですが考え方が日本とは全然違います。ワールドレコードその違いを一言でいうと、徹底的に管理をされていると言う事です。レイクフォークは人造湖で、通常、湖は出来てから5〜8年位でその湖に生息する魚の状態がピークをむかえると言われています。そこで、センターでは、そこに生息する魚の状況、種類や割合等々の湖の環境を徹底的に調査をして、その湖の一番のいい状態を、把握します。そして、そのいい状態を維持し続ける取り組みがされているのです。ターゲットのバスだけでなく、バスのベイトとなるその湖に生息する全ての魚種を養殖して放流されているのです。
レイクフォークは全米で年間の10lbオバーが一番たくさん出る湖だと言っていました。それもこういう風な取り組みがあっての結果なのです。
 
具体的な養殖の方法ですが、バスの養殖の方法しか聞きませんでしたが説明をします。
室内プールまず養殖に使う親バスはどのようにして捕獲をするかと言いますと、釣り人が大きな役割を果します。たとえば、私がランカーサイズを釣ったとします。すぐにセンターに連絡を入れるとセンターから水槽を積んだトラックがその魚を引き取りに来ます。
その魚を産卵の親に使うのですが、私には一ヶ月以内に提供をしたバスと同じサイズのレプリカがプレゼントしてもらえるのです。ですから釣り人は進んでバスを提供するそうです。
センターに運ばれたバスはまずDNA鑑定をして、純粋なフロリダバスかどうかを調べ、純粋なフロリダバスであれば産卵に利用します。アメリカでも、ラージとフロリダとの交配が進み純粋なフロリダバスを残す取り組みに力を入れているとの事です。

 
孵化タンクこの時点で、選ばれた純粋なフロリダバスのオスとメスが産卵のために用意をされた20m四方のプールに入れられます。そのプールの真中には50cm四方のマットが沈めてありバスはそれに卵を産み付けるのです。
外敵のいないプールですので卵が襲われる事は無いのですが、産卵が終わればプールの水を抜き卵を採取します。そしてその卵をさらに選別をして良い卵だけを人工孵化機へと移すのです。
人工孵化機の中で約二週間ほど過ごして孵化し、ある程度の大きさになるまでセンターで飼育し、各湖へ放流されるのです。
 
ほんの少しの事しか見て来ることが出来ませんでしたが、アメリカのスケールの大きさには驚きました。日本で同じ事は出来ないかもしれませんが、この事を参考にして日本なりに出来ることが有るのではないでしょうか、バスに限らず、日本に生息するすべての魚種に対して。
 
▲to TOP
 
back   next

 
Copyright(c)2004, FURUNO ELECTRIC CO.,LTD. All rights reserved.